「忘年会の幹事なんて4月入社の新人がやる仕事だよ」なんて放任主義(?)の上司はどの職場にもいたりしますが、実際に任された幹事さんの心境はそんなに簡単ではありません。忘年会は毎年の恒例行事。参加者は社会人歴10年、20年、40年…と毎年の忘年会を経験しているのですから、自然と忘年会の料理や会場選びにもこだわりがあったりして、新人幹事さんにはちょっとプレッシャーだったりもするのです。負けるな、新人幹事さん!ベテラン評論家たちにも喜んでもらえる料理や会場選びのコツを見てみましょう!!
忘年会の会場選びはヒアリングとチェックが大切!
忘年会開催の日程は12月下旬だとクリスマスと予定が重なってしまうこともあり、最近では中旬、下旬と早まる傾向にあります。年末がかき入れどきの業種の場合は11月に開催するケースも少なくありません。年末は会場もすぐ予約で埋まってしまうので、できるだけ早い会場選びが大切です。
忘年会の会場ですがホテル、レストラン、居酒屋、宴会場から、会社の近所の寿司屋、なべ物屋、バーなど選択肢はたくさんあります。幹事さんの会場選びでポイントになるのがまず、できるだけたくさんの人の意見を聞いてみること。「会社のお金だからフグ料理を食べたい」「去年の会場も良かったから同じでいいんじゃない?」「広い会場でパーッとやりたい」「ブーツを脱がなくていいお店がいい」などいろんな意見を集めましょう。そんな貴重な意見を参考にしつつ、数案に絞ってから上長に相談→決定するのがスムーズです。
選んだ会場は幹事さんが実際に下見に行くことが大切。50名が入る会場です、ネットや電話で確認していても隣と肩が触れたりバッグやコートの置き場がないくらい狭かったり、逆にあまりにも広すぎて閑散としてしまうとせっかくの忘年会が台無しです。見落としがちなトイレもしっかりチェックしましょう。男女別か、席や会場から行きにくい場所にないかなども事前にチェックしておきたいところ。当日の案内に役立ちます。
会場の広さはもちろんロケーションも大切。夜景が見える雰囲気のいい会場を予約したつもりなのに当日は違う会場に通された、なんて悲劇は避けたいですよね。下見の際に「当日もこの宴会場ですよね」としっかり確認しておきましょう。
会場選びのコツ
- なるべく早く予約する
- たくさんの意見を集めてから決める
- 会場はできるだけ下見をする
女性の意見を聞きまくろう!
世界的なグルメガイドでもダントツの評価を受ける日本では和食をはじめイタリアン、フレンチ、中華、創作料理など、幹事さんがちょっと迷うくらい料理の選択肢がいっぱい。悩ましい料理選びでも、できるだけたくさん意見を集めましょう。とくに集めておきたいのが女性の意見。ふだんのランチや休日のホテルのバイキングなど、一般的に男性よりも「食」へのこだわりのアベレージは高いもの。「寒いから体が温まる鍋料理がいいな」「おいしいお肉とワインがあれば満足」など具体的なヒントが得られることも多いはずです。
たくさん意見を集めたうえで上長に相談。トップダウンなのかボトムアップなのかは社風にもよりますので、できるだけ参加者全員が楽しめる忘年会になるような料理を選びましょう。
選んだお店との事前の打ち合わせで幹事さんが気を付けたいのが実は、料理の温度。揚げ物や茶わん蒸し、ステーキなどの料理の温度が冷めているだけで、忘年会が興ざめしてしまうこともあります。「温かい料理はしっかり、温かいままで出されますよね」とお店の担当者にしっかり念を押して確認しておきましょう。
料理選びのコツ
- 特に女性の意見を集めよう
- 提供される料理の温度にも気を配ろう
新人幹事さんにとって忘年会のプレッシャーはなかなか大変なのものです。細かいチェックポイントはありますが、大切なのは何よりも「みんなに喜んでもらいたい!」という気配り、心配りがあればクリアできるのではないでしょうか。みなさんの素敵な幹事さんデビューを『景品パーク』は心より応援しています。