今回は、ゴルフコンペの幹事さんとして抑えておきたい、「ベット」についてです。
「にぎり」と呼ばれる所以は、「ベット(掛け)でプレーをしましょう!」という約束のとして握手をする事に由来するようです。
ゴルフコンペにおいてベットは、盛り上げるための”スパイス”のようなものかも知れません。
代表的なベットについて抑えておき、一味も二味も楽しめる、ゴルフコンペにしましょう!

アベレージスコア
4名で1組でチームを作成し、ホール毎に4人の成績を出し、その成績を4で割ります。18ホールのスコアを合計し、その成績を競う団体戦です。

オネストジョン
コースを回る前に、自身がホールをどれくらいで回るかを事前に宣言します。
例)「100」で回ると宣言
→実際は「104」だった場合、4オーバーで、罰金4点となります。
→実際は「97」だった場合、3アンダーで、罰金は倍の6点となります。

お友達
まずは、4名がティーショットします。ボールが止まったポジションで「お友達」が決まります。グリーンに向かって、右側の2名・左側2名に分かれて、その2名ずつ(お友達同士)の合計スコアを算出し、より少ない方が勝利となります。

かやの内→4名1組の内、1名だけ成績が良く、他の3名が同じスコアだった場合、同スコア3名から1点ずつもらいます。
かやの外→逆に、3名が同じスコアで、1名だけスコアが悪かった場合、スコアの悪かった1名から、1点ずつもらいます。

大叩きをした場合のペナルティ制度。
たこ→1ホールで8打の時、1ポイント支払う。(たこの足の数8本に由来)
いか→1ホール10打の時、2ポイント支払う。(たこの足の数10本に由来)
むかで→1ホール12打の時、4ポイント支払う。(むかでの足の数が無数あることに由来)

フロントの9ホール、バックの9ホール、18ホール合計の3つで、各成績を争います。前半戦で負けていても、後半で取り返すこともできるため、人気のベットです。

グリーンに一番早く乗せると1点、全プレーヤーがオンした際に、ピンに最も近いプレーヤーに1点、最も早くホールインしたプレーヤーに1点。全ホールを回り、最も合計スコアが高いプレーヤーの勝利となります。

パターのうまさを争うベットのため、全プレーヤーがオンした時点で開始となります。カップから遠い順にゴールド(4点)、シルバー(3点)、ブロンズ(2点)、鉄(1点)とし、1打でカップインさせると、他のプレーヤーから点数が加算されます。グリーンの外から入れた場合、ダイヤモンド(5点)となります。

まず、4名が2人ずつのペアになります。2名の中で、良い得点の数字を10のケタに置き、悪い得点を1のケタに置きます。
例)Aさんが5、 Bさんが7で上がった場合、ABペアのスコアは57。
Cさんが4、Dさんが5で上がった場合、CDペアのスコアは45。
57-45=12ポイント、ABペアがCDペアに買ったことになります。
計18ホール回り、合計スコアの少ない方が勝利となります。
その名の通り、一番スコアの差が出る競技です。
ベットはエスカレートしてしまうと賭博になってしまいます。盛り上がるとは言っても、現金はかけたりせず、景品や食事などを案内するのが、賢い幹事さんと言えるでしょう。